【注意喚起】日本の総領事館職員を装った電話詐欺

こんにちは!JapanWireless日本事務局です。
たびレジを通して在ニューヨーク日本国総領事館よりお知らせがありましたのでお伝えします!

各国で様々な犯罪が増加していますので、渡航の際には治安情報を常に意識して、電話、メール、SNSでの勧誘やデマ情報などに惑わされないように、また外出時は常に周囲に気を配るなど特にお気を付けください。

在ニューヨーク日本国総領事館からのお知らせです。(以下、通知の転載)
※記事は各大使館/領事館からのお知らせがあるたびに更新しております。

【ポイント】
○最近、日本の総領事館(例:在ニューヨーク日本国総領事館など)の職員を装った電話詐欺事案の報告が複数寄せられています。
○「あなたが犯罪に関与した」等の身に覚えのない内容で、金銭や個人情報を要求する不審電話を受けた場合には、詐欺の可能性が極めて高いと考え、相手から指示があっても、金銭や個人情報を絶対に提供しないよう、冷静に対応してください。
○日本の大使館・総領事館が逮捕や強制送還を示唆したり、金銭を求めたりすることはありません。

【本文】
1 事案概要
 詐欺グループは「逮捕」や「強制送還」といった、相手を不安にさせる言葉を用いて脅し、最終的には金銭を要求してきます。中には電話番号のみでなく、氏名や住所が犯人に知られているケースもあります。
 当館に寄せられた、電話詐欺事案の概要は以下のとおりです。
(1)「フジワラ」や「ヨシナガ」と名乗る者が、在ニューヨーク日本国総領事館の職員であると(日本語で)主張する。
(2)「あなたが日本に送付した荷物の中に違法薬物が入っていた」と主張し、東京の空港警察に電話を転送すると伝えられる。
(3)別の電話へ転送され、東京空港警察の職員を名乗る者から尋問を受け、出頭を強く求めるとともに、逮捕や強制送還の可能性をちらつかせる。

2 被害に遭わないための対応・予防策
 大使館・総領事館が逮捕や強制送還を示唆したり、金銭を求めたりすることはありません。
 犯人側が電話で主張する内容は、「銀行員」や「警察官」などその時々で変わりますが、いずれにしても身に覚えのない内容で金銭や個人情報を要求された場合は、詐欺の可能性が極めて高いと考え、冷静に対応してください。
(1)不審な電話を受けた場合は、一旦電話を切り、相手が名乗った先(総領事館等)に直接電話をかけて、事実関係を確認する。(着信画面に表示される電話番号が正しい番号であっても安易に信用しない。表示番号が偽装されているケースもあります。)
(2)相手から指示があっても、金銭(銀行送金等)や個人情報(クレジットカード番号やソーシャル・セキュリティ番号等)を絶対に提供しない。
(3)SNSなどインターネット上に自身の個人情報を掲載しない。

 不審電話を受けた場合や、万が一、金銭や個人情報を提供してしまった場合には、直ちに警察へ通報・相談の上、当館にもご連絡ください。

【関連情報】
○銀行員や警察官等を装った電話詐欺(特殊詐欺)(当館HP)
 https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00921.html 
○NYPDによる電話詐欺の注意喚起
 https://www.nyc.gov/site/nypd/news/pr0430/nypd-raises-awareness-the-risk-phone-scams#/0 
○NYCによる10種の詐欺の紹介とその対策
 https://www.nyc.gov/site/dca/news/007-15/consumers-beware-department-consumer-affairs-warns-new-yorkers-10-worst-everyday-scams 
○もし事件や事故に巻き込まれたら(当館HP)
 https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/whatif.html

【問い合わせ先】
在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/

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・怪しいと感じた場合には、自己判断で行動をせず、親族、友人知人などにアドバイスを求めましょう。
・可能であれば、親しい方に位置情報を共有できるアプリなどへ登録しておきましょう。

万が一「被害にあってしまった」「巻き込まれてしまった」場合には…

・躊躇せずに警察への通報を行いましょう。
・事故などの場合には、記録として写真や動画が有効になる場合もあるので、可能な範囲で撮影しておきましょう。
・正確な位置情報を得るためにも、アプリで地図を開いて位置情報を確認、可能なら位置情報を親族、友人知人、警察などと共有できるようにしましょう。
 *ただし、身の安全を第一に考え、電話も撮影も可能な場合に限り行うこととして、相手を刺激しないようにすること

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