こんにちは! JapanWireless米国事務局のKaoriです!
当社のメイン商材である携帯電話のお話から生活に役立つ情報、豆知識などなど色々な情報をお届けしていきます!
Name: Kaori
Age: 秘密
Nationality: 日本
Birthplace: 東京都
Current address: カリフォルニアのどこかに10年以上
Hobby / Interest: オンラインゲーム・読書・猫
hello everyone! 日本では異常に暑い日々が続いているようですが、皆さま元気にお過ごしでしょうか?
アメリカでも一部の地域では、熱波などにより生命の危険にさらされる気候になっていました。。。
また、最近のニュースなどで、日本では台風や線状降水帯による自然災害も地域によっては甚大な被害があったようで、報道を見るたびに心が痛みます。
地球の温暖化ならぬ沸騰化、手遅れ感は否めませんが、次世代のためにも、カーボンニュートラルなど身近で個人的にできることを行い、環境に配慮した生活を送りたいものですね!
さてさて、それでは皆さま今回もどうぞよろしくお願いします。
第4回目は海外(主にアメリカ)での携帯電話(スマートフォン)の購入についてです。
アメリカでは、「キャリアとの回線契約と端末の購入は別物」であるという認識が一般的です。
回線契約は通信会社、回線を利用する端末は通信規格さえあえばどこで買っても良い!といった感じです。
日本でも現在ではアメリカ同様に購入方法は自身で選択することができます。(一昔前までは端末は契約時にキャリアから購入が必然でした。*各キャリアが自社販売した端末でしか回線利用できないようにキャリアロックをかけていたため)一部の詳しい方々は、既に自分のスタイルにあった方法で購入されていると思いますが、日本ではまだまだキャリア依存が強く、回線契約時に一緒に端末を購入される方が多い印象ですね。
ここからは少し余談です。(完全に私見です。)
日本ではキャリアが回線契約と端末販売を一括して担っていたため、キャリア独自で割引を行い端末価格を下げる(よく見かけた一括0円など)ことが出来ていました。一時話題になっていた「通信と端末の分離」ですが、主要各国と比較して日本の通信料金は高い!通信料金が高いのは、キャリアがユーザー獲得のために、端末の過剰な割引費用などに充てるためではないのか!などと政府主導で叩きに叩かれていた記憶。これは本当にそうだったのか疑問です。
端末の割引分が通信料金に上乗せされていたのか…というとそうでもないような気がします。日本はどこに行っても電波が届き、高品質な通信環境が整っているのはキャリアの努力の賜物です。その設備を維持、拡大していくにはそれなりの経費がかかっているはずなので企業努力ではないのかなと思います。サービスの質が良い=料金はちょっと割高ってこれは普通のことでは?と思います。
国土の広さが異なるのでまた違うのかもしれませんが、アメリカでは電波が入らない、電波が悪い地域なんて沢山あります。
もちろん設備維持にかかる費用やエリア拡大計画などはあると思いますが、日本ほどのサービスを受けているような気はしません。
もしキャリアが「もう少し通信料金あがってよければ、エリア拡大&通信品質が良くなるけどどうする?」ってアンケートがあったら、「料金上げてもいいからやってくれ!!」と答えます。私は。
また、端末分離についてはユーザーに本当にメリットがあったのかも疑問です。だって、端末分離政策のせいで、キャリアでは端末の割引がされない、あっても割引額に上限があるなどして、端末購入の際の負担が非常に大きくなったからです。
どこで購入してもほとんどが分割支払いのため、あまり負担に感じないようになっていますが、実際10万~30万の本体代金を数年かけて支払っているのですから。。。
たしかにキャッシュバック合戦が過熱を帯びていた一時は異常にも思えましたが、ユーザーにとっては少しでも安く端末を購入できていたメリットは大きかったのではないでしょうか?
それに、実際通信料金が下がった!大幅に安くなって良かった!といった話は全く聞かないような…。みなさんどうですかね?
ちなみに私は日本在住の親に私名義のスマホを持たせていますが、利用料金は以前より安くなったと感じておりません。ただただ端末代金の負担が大きくなっただけで。(勝手にサブスク登録しまくっているのも原因か!?笑)
と余談が長くなりすぎたぁ。。。では本編?に続きます。
海外での携帯電話(スマートフォン)の購入
それでは海外(アメリカを主体に話しますが他国でも似たような感じです。)でのスマホ購入方法をご案内していきます!
どの購入方法でも端末の支払い総額にはあまり変わりはないので、自身のスタイルにあった購入方法で良いかと。
キャリアでの購入
回線を契約するキャリアで端末を同時に購入する方法。 日本ではこの方法が主流ですよね。
日本同様に端末代金は分割払いになることが多いです。
ショップ店頭での購入の他、オンライン販売(公式ホームページ)からの購入が可能です。
一定期間、他のキャリアのSIMは使えない「キャリアロック」という縛りがあったりします。
スマホの取り扱い店での購入
海外では携帯電話ショップや電化製品取り扱い店だけでなく、スーパーマーケットや文具店、雑貨店などなど、様々なところでスマホ本体の販売がされています。AmazonやeBayなどのECサイトでも販売されています。販売されている端末はほぼSIMフリー端末です。
新品の型落ち端末や中古端末(リファービッシュ品)の販売などもあるため、安く端末を購入したい方は、型落ちの新品や中古品を選択しても良いかもしれません。
ちなみに、ECサイトで購入する際には、「欲しい端末名やメーカー」+「Unlocked Phone」や「SIM Free Phone」を絡めてキーワード検索すると良いです。但し、EC経由での購入はトラブルも多々ある為、返品ポリシーなどをしっかり確認してから購入することをおすすめします。
*中古品(リファービッシュ品)についての注意点は後述します。
端末購入先についての結論
どちらも一長一短です。どちらでの購入がおすすめかと私見を問われたら…
携帯電話(スマホ、SIM)に詳しくないからサポートが欲しいよ、面倒な手間をかけずに回線契約と一緒に端末もそろえたいよ…といった方はキャリアでの購入!
携帯電話(スマホ、SIM)については、そこそこ使いこなせる自信と知識がある、分からないことを調べることは苦にならず、自身で問題解決できるよ…といった方はキャリア以外の取り扱い店での購入!
といったところでしょうか。
ただし、以前の記事や、前述の記事の通り、大手キャリアでは審査が厳しかったり、そもそもSSNなどなければ回線契約ができないなどの問題もありますのでご注意ください。
中古端末(リファービッシュ品)の購入についての注意など
日本でも中古端末の購入はもう一般的になってきているかと思いますが、購入をする際に注意することは結構ありますよね。
有名どころの中古品取り扱いショップの店頭で購入する際は、端末の状態や店員さんの説明などもあるので特に不安はないと思いますが、小規模のリサイクルショップなど店員さんも良く分かっていないようなお店や、メルカリやAmazonなどインターネットを通しての個人売買には結構注意が必要です。
・SIMロックが解除されているものなのか、SIMロック解除されていない場合、あとからSIMロック解除ができるものなのか。
・前所持者の割賦残高が残っていて、端末にロックがかかっていないか?(購入後にかかることがないかしっかりチェック) *赤ロムと呼ばれるものですね。
・画面や筐体などの外観、バッテリー状態、各ボタン、充電口、SIMトレー、マイク、スピーカーなど商品状態の確認。
更に海外で中古端末を購入する場合には、日本で中古端末を購入するより、「商品状態が悪い」と思ってください。
画面や筐体などへの傷はもちろん、ボタンの調子が良くない、バッテリー状態が良くないなどは普通にありますので、購入前に外外観、ボタン動作、バッテリー状態のなどをしっかり確認することをおすすめします。
お店によるとは思いますが、購入時に「この傷は少し大きいからもう少し値下げできない?などディスカウントの交渉をしてみるのも良いかもしれませんね!(あまりしつこくやりすぎると嫌な顔をされるので気を付けてくださいね笑 さらっとちょっとで良いから安くしてよ~くらいの感覚がベストです!)
また、売りたいときは、日本よりもチェックが甘い?ので楽かもしれません。(お国柄なのか、少しぐらいは気にしない人が多いです。)売る際にも「もう少し高く買ってよ~」などの交渉はした方が◎です!
> 知識ばっちり=安い販売店を探す!
> 知識…不安です=大手キャリアのショップor親切な店員さんがいる販売店で購入!
中古端末の購入に際には商品状態を入念に確認すること!
> ディスカウントの交渉はしてみるが吉!
本日のなんちゃって解説系blogはここまでといたしまして、恒例の宣伝を。。。
ここまでの記事でも「通信規格/周波数/対応バンド」など少しだけ難しい専門用語?がでてきましたが、次回の記事で簡単に説明できたらと思っています。通信規格が異なった端末とSIMの組み合わせだと、「使えない、使えるけど通信速度が遅い、一部のエリアでしか使えない」…などといった問題が発生してしまいますので注意が必要です。
間違いなく使えると言い切れる端末がひとつだけあります。それは「iPhone」です。iPhoneならSIMロックさえ解除されていればほぼほぼ間違いなくどのキャリアのSIMでも使えちゃいます。(一部のモデルでは制限があったりもします。)
ということで、第5回は、「通信規格(周波数/対応バンド)」ついて案内していきます。
説明もちょっと難しいの時間がかかるかも…しれませんがお許しください笑
それでは次回もお楽しみに~!