【注意喚起】領事館職員、税関職員、警察官をかたる詐欺事案の発生

こんにちは!JapanWireless日本事務局です。
たびレジを通して在アトランタ日本国総領事館よりお知らせがありましたのでお伝えします!

各国で様々な犯罪や災害が増加していますので、渡航の際には治安/災害情報を常に意識して、電話、メール、SNSでの勧誘やデマ情報などに惑わされないように、また外出時は常に周囲に気を配るなど特にお気を付けください。

在アトランタ日本国総領事館からのお知らせです。(以下、通知の転載)
※記事は各大使館/領事館からのお知らせがあるたびに更新しております。

【ポイント】
・領事館職員、税関職員、警察官などを名乗る者による詐欺事案が発生しています。
・犯罪への関与をほのめかし「逮捕」「強制送還」などの言葉で不安をあおる、クレジットカード情報や金銭を要求されるなどの事例が報告されています。
・疑わしい電話を受けた場合は、一旦電話を切り、周囲の人に相談してください。

【本文】
1.当館に報告された事案の概要
(1)事例1
 ・在ニューヨーク日本国総領事館のイシカワを名乗る者から「あなた名義の口座に犯罪者集団からの多額の入金が認められ、マネーロンダリングに利用されている」「あなた名義で不正に契約された携帯電話が特殊詐欺集団に利用されている」という電話があった。
・山口県警察のサカイなる者に電話が転送され、「リモートで調書を作成するための取調べ」と称してLINEのビデオ通話で面談が行われ、個人情報やクレジットカード番号等を求められた。
(2)事例2
 ・税関調査課のカワサキを名乗る者から「あなたがアメリカから日本に宅配便で送った荷物の中から禁止薬物が見付かった」という電話があった。
 ・空港警察署のサトウなる者に電話が転送され、同日中に出頭して被害届を提出するよう促されたが、これが困難と伝えると「パスポートが取り消され強制送還となる」と告げられたほか「あなたは容疑者の立場にあるため、このことは口外してはいけない」「他の電話にも出てはいけない」「領事館に相談しても、領事館は解決できる権力を持っていない」などと言われた。

2.ご自身や身近な方が被害に遭わないために
(1)このような特殊詐欺が発生していることを、できるだけ多くの方に広めてください。
(2)日本の公的機関が正式な手続によらず税金、罰金、保釈金の名目で送金を要求することはありません。
(3)身に覚えのない不審な電話、メール、SNSは無視してください。
(4)社会的に信用度の高い機関を名乗る電話が掛かってきた場合でも、個人情報(SSN、クレジットカード番号、暗証番号など)の詳細を安易に回答しないでください。
(5)一度電話を切り、家族、友人、同僚、総領事館に相談してください(『領事館に相談しても解決にはならない』『領事館もグルなので相談してはいけない』と言われたケースもあります)

3.関連情報
・令和6年12月9日
 【安全対策】特殊詐欺に注意
 https://www.atlanta.us.emb-japan.go.jp/files/100767246.pdf
・令和6年11月29日(広域情報)
 特殊詐欺についての注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C049.html
・令和6年11月15日(領事メール)
 税関職員や警察官などを語る詐欺に関する注意喚起
 https://www.atlanta.us.emb-japan.go.jp/files/100755616.pdf 
・令和6年10月8日(領事メール)
 邦人をねらった詐欺未遂事案
 https://www.atlanta.us.emb-japan.go.jp/files/100736860.pdf 

在アトランタ日本国総領事館
Consulate General of Japan in Atlanta
Phipps Tower Suite 850
3438 Peachtree Road
Atlanta, GA 30326
TEL:(404)240‐4300
EMAIL:ryoji@aa.mofa.go.jp

地域ごとの天気予報、災害情報、事件事故情報などを簡単に取得できるスマホアプリなども沢山あります!
アプリならではのプッシュ通知での最新情報のお知らせなども役立つので是非ご自身にあったアプリを探してインストールして活用してみてください!!


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少しでも事件、事故にあう可能性を減らすためにスマートフォンを有効活用!

・在宅時、外出時でもスマートフォンからすぐに緊急連絡先に通話発信できるようにしておきましょう。
 *電話帳のすぐ呼び出せる位置に、親族、友人知人、警察などの緊急通報先などを登録
・外出前には、どこに行くのか、何時頃帰宅する予定なのかなどを親族、友人知人に伝えておきましょう。
・怪しいと感じた場合には、自己判断で行動をせず、親族、友人知人などにアドバイスを求めましょう。
・可能であれば、親しい方に位置情報を共有できるアプリなどへ登録しておきましょう。

万が一「被害にあってしまった」「巻き込まれてしまった」場合には…

・躊躇せずに警察への通報を行いましょう。
・事故などの場合には、記録として写真や動画が有効になる場合もあるので、可能な範囲で撮影しておきましょう。
・正確な位置情報を得るためにも、アプリで地図を開いて位置情報を確認、可能なら位置情報を親族、友人知人、警察などと共有できるようにしましょう。
 *ただし、身の安全を第一に考え、電話も撮影も可能な場合に限り行うこととして、相手を刺激しないようにすること

事件、事故を未然に防ぐために、万が一の事態に遭遇してしまった場合でも、スマートフォンを有効活用しましょう。

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【たびレジ】は語学留学や海外出張、海外旅行する人向けに外務省が運営するサイトで、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の日本国領事館から最新の治安情報や災害情報、緊急事態発生時の連絡メール、いざという時の緊急連絡などが受け取れるサービスです。
メールの宛先として、ご自身のアドレス以外にご家族や職場のアドレスも登録できます。
ここに滞在国や期間、緊急連絡先などを登録すると、海外旅行中に何か起きた際に必要な情報を配信してくれたり、日本にいる家族と連絡が取りやすくなったりします。

3か月以上海外に滞在する場合、旅券法第16条により在留届の提出が義務付けられています。
在留届は日本出発の3か月前から提出することができますので、オンライン在留届を活用してみてください。

【外務省 海外安全ホームページ】も渡航前にぜひご確認ください。

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