Kaoriのアメリカ暮らしメモ(携帯電話編その2~MVNO/格安SIM~)

こんにちは! JapanWireless米国事務局のKaoriです!
当社のメイン商材である携帯電話のお話から生活に役立つ情報、豆知識などなど色々な情報をお届けしていきます!

Name: Kaori
Age: 秘密
Nationality: 日本
Birthplace: 東京都
Current address: カリフォルニアのどこかに10年以上
Hobby / Interest: オンラインゲーム・読書・猫


日本の皆さまいかがお過ごしでしょうか。日本は今年の夏は暑い!!と聞いていますが(毎年聞いているような笑)、熱中症、夏バテに気を付けてくださいね!!
LAは極端に暑くもなく、湿度もなくカラッとした空気で例年と変わらず過ごしやすい気候で快適です!まぁ日中はそこそこ暑く、夜は肌寒い、レストランやスーパーマーケットは極寒(な場所もある)!と気温差は激しいので体調管理に気を付けないといけないのは変わりませんが。。。CAの一部の地域では、ヒートドームという現象により、非常に高気温になっていたり、熱波が起きているようです。もし米国西部、南西部辺りに渡航される場合には気象情報などもチェックしてお気をつけていらしてくださいね!
あとは、夏と言ったら山火事…くらいの頻度で起きている山火事が同州であったりして…コワイ。

さてさて、近況報告はここまでにして、それでは皆さま今回もどうぞよろしくお願いします。


第2回目はMVNO(仮想移動体通信業者)について解説していきます。

MNOやらMVNOやらMVNEやら聞いたことはあるけど…実態はなんぞや?と疑問に思いますよね。
簡単に説明すると(本当に簡単になので参考程度に)

MNO(Mobile Network Operator)=移動体通信事業者

MNOの特徴は国から直接、周波数帯を割り当てられている点で、自社の回線(通信網)を使用して通信サービスを提供しています。(日本でいうドコモとかauとか一般的にキャリアと呼ばれる事業者)

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)=仮想移動体通信事業者

MVNOは、 MNOから回線(通信網)を借り受けて通信サービスを提供しています。Virtual(仮想)の意味の通り、他社の回線を自社の仮想通信網として使用しています。MVNOでは運営コストが抑えられる分、格安で通信サービスを提供しているため、MVNO=「格安SIM(スマホ)」と呼ばれたりもしています。

MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)=仮想移動体サービス提供者

MVNOとMVNEの違いは「Operator」と「Enabler」にあり、わかりやすくいうとMVNEはMVNOを支援する事業者です。おおまかに説明すると、MVNEは、MNO(キャリア)からまとめて回線を借り受け、小分けにしてMVNOに提供します。またMVNO事業者に対し、サービス提供に関する技術やノウハウの提供、コンサルティングなどもおこないます。
馴染みのない言葉ですしあまり気にしなくても良いかもしれません。(格安SIMで安さや品質を求めるならMVNEの存在も重要ですが。)

メリット/デメリットMNOMVNO
回線品質高速で安定高速だがちょっと不安定
(時間帯によって遅くなるなど)
価格月額料金が高めとにかく安い!
サービス内容複雑で分かりにくいプランや
オプションが多い
シンプルなサービス内容で
分かりやすい
サポート体制各地域で直にサポートを
受けられて安心
基本オンラインor電話でのサポート
自分で調べることができる人なら

アメリカでのMVNO

第1回目でお話しました通り、当社取り扱いのH2OWirelessもAT&T(MNO)から回線を借り受けてMVNOとして運営しています。だから安く使えるのです!!

話を戻しまして、2024年現在でアメリカには約50~60社ほどのMVNOが存在するようです。多いですね~。
H2OWirelessのように日本でも販売していたり、AmazonなどのECサイトでアメリカの格安SIMがあったらきっとこれ(MVNO)です。
アメリカではMVNO事業者の提供するサービスやeSIMなども一般的なサービスとして展開されてい結構経ってます。
その分、サービス内容や通信品質などMNOに遜色ないくらいになっているので「安くて品質も良い」MVNOの契約者がとても多い印象です。
また、日本と違って特徴的なものが「プリペイドタイプ」ですね!プリペイドタイプの多くがMVNOから出ているサービスで、チャージに必要なカードはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、町の酒場などでも購入できます。
お店によっては数十種類のプリペイドカードが売られていたりしてすごいですよねー。
日本でも格安SIMやeSIMなど一般的になってきたと思いますが、通信関連のサービスについては海外の方が進んでいる印象を受けます。

アメリカでMVNOのSIMを購入する際の注意点

アメリカで購入、または日本に居ながらアメリカの格安SIMを購入する場合には、MVNOならではの注意点がいくつかあります(個人的な注意点ですが)ので参考にしてください。

まず大前提として、販売価格に事務手数料や月額料金などが含まれているのか
あまりにも安く販売しているものだと、購入後に回線契約を行う際に割高な事務手数料などの請求が発生して割高になってしまうケースも。逆に高めに価格設定されているものだと、事務手数料や初月の月額料金込(もしくは〇〇円分のチャージ済)といった感じで最終的には一番安く済んだ!などのケースもあります。

またまた宣伝と捉えられてしまうかもしれませんが(はい、宣伝でございます)、H2OWirelessなら日本に居ながら安心価格でご購入いただけます!
JapanWireless日本事務局のwebサイトから購入する場合、初回にかかる費用は「SIM代金+手数料+初月の月額料金(+tax)」のみの明朗会計!(笑)(ちなみに送料は無料)
これだけで、面倒な英語での登録作業も代行してもらうことができて、希望した日からアメリカでスマホが使えるといった便利さ!!2か月目からの料金は、自動引き落とし設定までJapanWireless日本事務局で行うため、解約するまでは何も手続きなしでご利用いただけます

それでは、MVNOのSIM購入の際の注意点です。

1. 販売価格にSIM購入代金以外含まれているのか(事務手数料、利用料金など)

後から回線契約が必要で、手数料が〇〇かかりますなどのケースもあり注意が必要。
最終的に「初回契約時にSIM代金を含めていくらかかるのか」「次月以降はいくらかかるのか」をしっかり確認しましょう。

2. どこの回線(MNO)なのかチェック(利用できるエリアが分かります)

先の説明の通り、MVNOはMNOの回線を借りてサービス提供をしています。
ですので、MNOの提供エリア=MVNOの提供エリアと考えてほぼほぼ間違いありません。
渡航されるエリアが利用可能エリアに入っているのかどうかを知るためにも、事前に調べた方が良い情報です。

3. 契約時に必要な書類や利用開始までの準備など

SIMは購入しただけでは使えません。必ず回線契約orチャージが必要になります。
契約時に必要になる書類(MVNOの多くはクレジットカードかデビットカードがあれば問題なし)や、回線開通後に滞りなく利用するための端末への事前設定などを調べておきましょう。(事前準備としてSIMロックの解除はマストになると思います。)
渡航後に慌てないためにも早めのご準備を!


MVNOとは…しっかり説明できた気がしなくもないですが、これが私の知識の限界です笑
少しでも参考にしてもらえればこれ幸い。

さてと、最後に宣伝しておきますかね。

H2OWirelessはAT&TのMVNOとして、安定したネットワーク!カバレッジも広い!そしてMVNOの売りである安さ!と通信の3種の神器を兼ね備えた最強のSIM!!
契約においても日本にいながら日本語対応で完結することから、留学、駐在、出張される方に愛され続けてうん十年!なH2OWirelessが選ばれるのです!

ちなみに余談ですが、渡米当初の私は、英語もままならず、右も左も分からない広大なアメリカ大陸に不安と希望を抱きながら「大手なら安心でしょ」といった軽いノリでVerizonの回線を契約しました。その後ご縁があってか一時期は当社でもVerizonのショップを運営したりもしていたなぁ…この話はいつかするかも?(しないかも)

第3回は、アメリカの携帯電話市場でのおおよその月額料金やプランなどについて案内したいと思っています。

それでは次回もお楽しみに~!

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