Kaoriのアメリカ暮らしメモ(携帯電話編その3~海外の携帯電話料金~)

こんにちは! JapanWireless米国事務局のKaoriです!
当社のメイン商材である携帯電話のお話から生活に役立つ情報、豆知識などなど色々な情報をお届けしていきます!

Name: Kaori
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Nationality: 日本
Birthplace: 東京都
Current address: カリフォルニアのどこかに10年以上
Hobby / Interest: オンラインゲーム・読書・猫


そろそろ携帯電話編以外の記事も書いていこうかな…なんて思っているのですが、携帯電話って意外と知らないことが多いと思うんですよね~。(私もこの業界に入る前は全くの無知で知らないことばかりでした)
未だに技術の進歩によって知っておいた方がよいことも増え続けているので、基本的なことだけでもお伝えしようと、お題を絞ってはいるのですが、、、携帯電話編はまだしばらく続きそうです。合間に携帯電話以外のことも記事にしていくつもりなので飽きずに読んでくれると嬉しいです!

さてさて、それでは皆さま今回もどうぞよろしくお願いします。


第3回目は海外(主にアメリカ)での携帯電話会社のプランと料金についてです。

日本の携帯電話(主要キャリア)のプランって分かりにくいですよね~。基本料金はさておき、各種オプションやインターネット加入による割引、ここまではまぁ通信関連だしということでまだわかる!ここから更に電気やらガスなどの生活インフラ系、更にはAmazon primeやらNetflixなどのサブスク系への加入で〇〇割引、しかも契約当初の割引に充当されるもの、月々の割引に充当されるものなどがあって、最終的に一体いくら払えばいいの?となってしまいますよね。。。複雑怪奇すぎてコワイ笑

海外は?というと似たようなプランや割引ものあるっちゃあるのですが、もう少しシンプルかな~
アメリカでは元々が端末と利用料金の分離(こちらは日本では総務省主導で推進されていて、携帯電話ショップも一般ユーザーも混乱していたような記憶)がはっきりしていたので、端末の価格は高かったりしましたが、その分通信費用が安かったり、プラン自体が分かりやすかったり
あとは、日本ではほぼ消え去ったプリペイドタイプが普通に使われていたりしていて、こちらは事前にチャージした分だけ使える!!と一番シンプルな料金体系ですね。(それでも高速インターネット、国際通話可能などポストペイドと変わらないサービス内容だったりします。)

まとめると、海外の方が少しだけシンプルで分かりやすい料金体系!プリペイドタイプも普通に使われているyo!ってところでしょうか。

アメリカの携帯電話のおおよそのプランと価格

上記でも紹介したように、アメリカの携帯電話プランには「ポストペイド」と「プリペイド」の2つがあります。
それぞれのおおよその価格と特徴をご紹介します。

ポストペイド(月額制)

価格帯:約$60~$80 / 月
ポストペイドでの契約では、毎月の利用期間終了時に月額料金と利用料金を、通信会社より定期的に請求されるものです。
契約時にはSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)など社会保障番号が必要であったり(ない場合は高額なデポジットが必要)、その国発行のクレジットカードが必須であったり、渡航先の国籍を持っていないと契約できないなどの制約があったりします。
主に国民向けのサービスとして展開されているような感じですね。

数年~数十年以上アメリカに滞在するのであれば、ポストペイド契約しても良いかもしれませんが…最近はあまりメリットを感じません。通話もデータもたくさん利用する方はポストペイドの方がお得かなって程度です。
SIMカードはもちろん、ほぼほぼeSIM対応しています。

特徴、注意点
・プリペイドでは受けられないサービス(様々なオプション)や割引がある。
・通話制限がなく、使った分だけ支払いとなるので、使いたいだけ使える。制限がないため高額請求になることもある。
・データ通信はプラン毎に利用量が決められていたり*、無制限のものもある。
 *定められた利用量をオーバーした場合、追加でデータ量を購入することも可能。(自動設定できるものもあり)
・契約時に求められること(もの)が多い。契約できないことも多々あり。
・契約期間の縛り(契約期間によって利用料金の変動などもあったり)があったりすることが多い。
・通信会社によっては料金の起算日*が異なっていたり、日割での精算*が可能だったり不可だったりするので注意が必要。
 *必ずしも毎月1日から末日が1ヶ月(1サイクル)ではない。
 *同一の通信会社での契約でも、プラン毎に起算日や日割精算の可否が異なる場合もある。

プリペイド(事前支払い)

価格帯:約$30~$60 / 月
プリペイドでの契約では、事前に料金を支払う必要があります。事前支払の方法としては、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入できるカードを購入してチャージ⇒支払する方法(iTunesカードとかと一緒です)か、クレジットカード登録による支払いがあります。クレジットカードでの支払いの場合、毎月自動でチャージする設定(H2OWirelessでいうとAuto pay)を行うと、毎月チャージするわずらわしさもなく、ポストペイド感覚で利用することができます。
チャージ⇒支払いを行った分については、利用期限が定められています。利用期限は通信会社や各プラン毎に異なっています。
(H2OWirelessは課金開始日を1日目として30日間、30日を過ぎると利用不可となりますが、電話番号は180日間保守されます。)
ポストペイドと違って、クレジットカード(発行国問わず)だけあれば契約できるよ~。国籍?関係ないよ~。と誰でも気軽に契約できるものが多いです。
私見ではありますが、海外での携帯電話契約はプリペイドで十分かと思います。(かくいう私自身、十年以上アメリカにいるのにプリペイド利用ですから!)
SIMカードはもちろん、eSIM対応しているものも多いです。

特徴、注意点
・契約は簡単に行えるため、渡航後すぐに必要な場合などに重宝する。
・事前支払いした分しか使えない*ため、高額請求などの心配がない。
 *追加チャージを行えば利用期限内であっても追加分が利用可能になる。(利用期限自体もリセットされるものが多い。)
・契約期間の縛りはなし。

・通信会社によっては料金の起算日*が異なっていたり、日割での精算*が可能だったり不可だったりするので注意が必要。
 *必ずしも毎月1日から末日が1ヶ月(1サイクル)ではない。
 *同一の通信会社での契約でも、プラン毎に起算日や日割精算の可否が異なる場合もある。
・電話番号付、電話番号無しのデータ通信専用のものがあるため契約時には注意が必要。
・対象国に特化したサービス展開などもあり。
 *JapanWirelessで取り扱っているH2OWirelessサービスは、H2OWireless Japanという日本向けに特化したサービスです。
 (日本向けの音声通話品質の向上であったり、日本語でのカスタマーサポート対応があります。)
・事前支払い分を使い切ると通話、通信ができない。(データ通信のみ低速での利用が可能なものもある)

【ポストペイド、プリペイド 共通の注意事項】

SIMの購入時にはお手持ちのスマホ(携帯電話)が購入するSIMの規格(サイズ、周波数)に対応しているか注意してください。

サイズについては、H2OWirelessのSIMカードのように3in1タイプのものであれば、どの機種でも対応可能です!
SIMカードがスマホのトレーより小さくて合わないものは、アダプタを使用することによって使えることもあります。
逆にSIMカードの方がスマホのトレーよりも大きい場合は、SIMカッターと呼ばれるもので、余分な個所を切ってしまって使うこともできますが。。。金属チップ部分を切断してしまうと使えなくなったり、切断面がトレーに引っかかって取り外しできなくなってしまったりとリスクもあるのでおすすめしません。
eSIMで契約可能、ご利用端末もeSIM対応!であればeSIMで契約すれば何も心配ありません!!

周波数(対応バンド)については、スマホによって対応可否が異なります。SIMの購入前にスマホのメーカーのwebページで仕様確認するなどして、ご自身のスマホの周波数(対応バンド)を調べてください。
また、一部の周波数(バンド)が対応していれば使えるもの、全ての周波数(対応バンド)に対応していないと使えないものなどがあるのでこちらも注意してください。(一部のバンド対応で利用可能だが、使えるエリアが狭くなったり、通信品質が低下するなどもあります。)

SIM/eSIMについて、端末(デバイス)の周波数(対応バンド)についても、いずれ説明記事を書くつもりです!
この辺の話は難しくて私自身もそこまで自信がありませんが。。。笑

メリット/デメリットポストペイドプリペイド
回線品質通信会社/プランによる通信会社/プランによる
価格月額料金が高め
通話/データ料金は安め
1回のチャージ料金が安い!
通話/データ料金は少し高め
サービス内容複雑で分かりにくいプランや
オプションが多い
シンプルなサービス内容で
分かりやすい
契約時
eSIM対応 ほぼほぼ対応している
利便性 従量課金制なので
急に使えなくなる心配はない
チャージ分を使い切ってしまうと
サービスが停止する
安心 従量課金制のため、
使ったら使った分だけ料金が発生
チャージした分しか料金が
発生しないため高額請求などない

プランや料金の話からポストペイド、プリペイドの比較になってしまいましたが、結論!

チャージした分しか料金が発生しない、通話もデータ通信も一定量の利用で足りている!ならプリペイド!

気兼ねなく通話もデータ通信も楽しみたい!ならポストペイド!(まずは契約が可能かどうか…それに高額請求はちょっと怖いけど…)


さてと、最後に恒例の宣伝をしておきますか。

H2OWirelessはAT&TのMVNOとして、安定したネットワーク!カバレッジも広い!そしてMVNOの売りである安さ!と通信の3種の神器を兼ね備えた最強のSIM!!
契約においても日本にいながら日本語対応で完結することから、留学、駐在、出張される方に愛され続けてうん十年!なH2OWirelessが選ばれるのです!

H2OWirelessは事前支払いのプリペイドタイプの簡単通信契約!
使いすぎて高額請求などの不安もなく、使い切ってしまってもwebから簡単に追加チャージが可能!
何よりプリペイドタイプならではの安さが嬉しいですね!
これから留学するお子様に、駐在に同行する家族にもたせても安心!

ちなみに前回にお話しした通り、渡米当初の私は軽いノリでVerizonの回線を契約しました。その当時は毎月$70くらい支払いしていました。が、しかし!今はH2OWirelessに乗り換えたことによって毎月$30で済んじゃってます!!
$30のプランでも10GBもデータ通信できるんだもん。お家やオフィスではWi-Fi使ってるし、日本宛の電話はタダだし。。。
もしかしてH2OWirelessって最強のプリペイド契約!?

第4回は、今日の記事でいずれ…とは言いましたが、「端末(デバイス)」ついて案内していきます。

それでは次回もお楽しみに~!

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